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医療・介護職の「ありがとう」エピソード集

【心療内科の医師のカウンセリング】「お医者さんが私の話を親身になって聞いてくれた。そして自分のこれからのあり方を教えてくれた。すごく有り難い人だ。」 と言って泣き崩れたのです。

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私の友人は、人間関係に嫌な思い出があり、鬱状態になってしまいました。

 

彼は今も心療内科の病院に通っています。

 

彼は心療内科に行った際、あまりにも精神的に不安定だった為、違う心療内科に入院しました。

 

その入院した心療内科で、彼は他の入院患者からイジメを受けていたというのです。

 

何故イジメがあったかというと、彼とその入院患者の間にトラブルがあり、病院内で彼は、その入院患者に暴力をふるってしまったからでした。

 

それが病院内全部に広まってしまい、入院患者や、来院患者に冷たい目線で見れらていました。

 

彼は、「自分は何てことをしてしまったのか」といつも落ち込み、私に後悔の懺悔をよく話していました。

 

お医者さんに聞くと、彼は病院に入った事により気性が激しくなってしまい、何かあるとすぐ怒り、暴力や物を壊すなどして病院側も困っていたそうです。

 

その後、彼の元に新しい担当医師がついて、その医師とタッグを組み病気を治す方向へ持っていきました。

 

しかし、その担当医師の先生にも、暴言や物に当たるなどして、迷惑をかけていました。

 

その担当医師の先生は、

「気性が激しく暴力暴言を吐く彼をほっとけない」

と私に言いました。

 

私が、

「何故彼をほっとけないのですか?」

と聞くと、

 

担当医師の先生は、

「私にはわかります。たしかに彼は暴力暴言をして周りの人に迷惑をかけている。しかし彼は本当はいい人だと思います。」

「本当に気性が激しく暴力的な方なら、最初から外でもやっています。なのにこの病院に入ってから気性が激しくなるという事は、何か彼の中に伝えたい事があるのではないか?」

と、真剣な眼差しで私に言いました。

 

担当医師の先生は「貴方は彼の友人ですか?」と聞くと

「はい」と私は答えました。

 

担当医師の先生は、

「私に彼を任してくれませんか?私は彼の中で思っている事が知りたい。それが解決の糸口になるかもしれないから。」

と私に言いました。

 

そして、その担当医師の先生は、彼を呼び出し、カウンセリング室へ行きました。

 

私はその時仕事があったので、仕事終わりにまた来るということを伝え、その場を後にしました。

 

夕方になり、私は友人がいる病院へ足を運びました。

 

そして友人の顔を見ると、彼はすごく嬉しそうな顔をしていました。

 

彼にカウンセリング室で何があったのかを聞くと、

 

その担当医師の先生はまず、友人の悩みを聞いて、そのあと、何故暴力暴言をしてしまうのかを聞いて来たというのです。

 

彼は、ただ自分は何も体も悪くないのに入院させられるのに腹が立っていただけらしいです。


それに私をバカにする他の患者さんにムカついてしまい、ついやってしまったと。

 

二人で話していると、突然彼は泣き始め、

 

「お医者さんが私の話を親身になって聞いてくれた。そして自分のこれからのあり方を教えてくれた。すごく有り難い人だ。」

と言って泣き崩れたのです。

 

私はウンウンと聞いていると、彼は突然立ち上がり、

「今まで、迷惑をかけて来た人たちに謝ってくる。」

と部屋を出たので、気になった私もついて行きました。

 

彼は一人ずつにちゃんと謝り、その方と握手をしたりして、見てるこっちまでジーンっとなりました。

 

彼はお世話になっているお医者さんにもちゃんと謝り、握手をかわしました。

 

その後、彼はかなり反省をして、今では普通に働きに出るくらい回復しています。

 

人間関係も順調なようで生活も充実しているようです。

 

彼は医師の先生のことを
「私を助けてくれた。あんな優しいお医者さんに出会えて本当に良かった。神さまだよ。」

と言っていました。

 

私もたまたま、買い物中に担当医師の先生に会ったので、
「友人を救って頂きありがとうございました。」

というと、

「いえいえ、こちらこそ。」と
ニコッと先生は笑ってくれました。

  

・このエピソードをお寄せいただいた方

性別:男性

年齢:30代

お住まい:福岡県

感謝を伝えたい方:医師、看護師

 

エピソードをお寄せいただき、ありがとうございました!