出産時に通った産婦人科で、お世話になった担当の女医さんの話しになります。
初めての出産だったため、大きな病院の産婦人科を選び、医師の先生もたくさんいましたが、受診した際の曜日で担当の医師が決まり、その後、出産までの私の担当の医師となりました。
その女医さんは40代ぐらいで、キャリアウーマンといった感じのかっこいい女性で、患者からも美人で素敵という声があがっていました。
そんな女医さんも子持ちとの話しを聞いており、妊婦の気持ちをおそらく自身の経験をもとに話してくださってることもありました。
女医さんであることや、出産経験者であることなど、全然気にしていませんでしたが、自然と先生の対応などからにじみ出るものがあり、自分もそういった一面がより、先生に親しめたのかもしれないと、後で感じました。
定期健診では、患者に対しての気配りもしてくれる先生で、医師自ら患者に対してこんな気遣いをしてくれるんだと、嬉しくなったことがありました。
定期健診では、ベッドにあがりお腹を診てもらうのですが、助手の看護師さんがお腹を診るまでの準備を行って、そのあとも看護師さんにてフォローして下さるものかと思っていました。
しかし、その女医さんは、お腹を診終わったあとに、お腹をきれいにふいてくださり、最後、患者がベッドを降りる際に、患者の靴を履きやすい位置に置いてくれ、きちんとベッドを降りるまで見届けてくれました。
そして、そういった気遣いだけではなく、検診している間も、楽しいお話しなどを冗談交えて、フレンドリーにして下さいました。
女医さんは、医学的のことだけでなく、妊娠線のことなど、女性が気にする見た目のことまでアドバイスをして下さいました。
私はその女性目線で話しをしてもらえたのが本当に嬉しかったです。
女医さんから
「まだ線も出てなく、きれいですね」
と言ってもらえた時はとても嬉しかったです。
スタイルもよく、綺麗な女医さんにそのように言ってもらえたことが、なによりも嬉しかったです。
そして、安定期に入った際には、「フランクになんでもしていいわよ」
旅行に行っていいか等相談した際には、「あまり遠くに行かなければいいわよ」
と言ってくださり、堅苦しくなく、大人の返答をしてくださいました。
そういう女医さんからのひと言が、妊婦である私の心をリラックスさせてくれ、こちらも前向きに考えることができました。
そして無事出産を終え、それから2年半過ぎのこと、2回目の妊娠をし、今度は、30分程離れた土地に自宅を購入したので、そちらの近くの病院にすることにしました。
初回の検診時の時ですが、なんと、1回目の出産時に担当して頂いていた女医さんが、そちらの病院に在籍されていました。
そして、私が受付をしたところ、待合室まで出てきて下さって、女医さんから声をかけて下さいました。
「向こうの病院だったわよね」
と一言声をかけてくださり、
「おめでとうございます」と言ってくださいました。
妊婦になってから、何人もの人に「おめでとう」と言ってもらえましたが、医師の方から「おめでとうございます」と言われたこと、お世話になった女医さんに言われたことは、本当に嬉しかったです。
そして、この先生は、1年間のみ出向中で、もうすぐにもとの病院に戻られるとのことでした。
希望を出せば、転院も可能との旨、次に担当して下さった医師の先生からも言って頂きましたが、今回は近い病院を選んだこともあり、そちらは遠慮させて頂きました。
最後に、元担当の女医さんが異動される前に、ご挨拶させていただくこともでき、非常に光栄でした。
とても素敵な女医さんでしたが、患者とフレンドリーに話してくださる先生でした。
そんな女医さんに、女性目線でのアドバイスを頂いたことや、お気遣い頂いたことが、妊婦として、同じ女性としてなによりも嬉しかったです。
・このエピソードをお寄せいただいた方
性別:女性
年齢:30代
お住まい:神奈川県相模原市
感謝を伝えたい方:産婦人科の女医の先生
産婦人科の医師の先生とのエピソードをお寄せいただき、ありがとうございました。