ここぴたる!

医療・介護職の「ありがとう」エピソード集

【アルツハイマー型認知症で外出拒否】介護福祉士さんが、根気強く諦めないで親身に寄り添ってくださり、感謝と尊敬する気持ちでいっぱいです。

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私の祖母はアルツハイマー型認知症をわずらっており、数年前から祖父と二人で自宅にて暮らしております。

 

ここ数年でかなり認知症の症状がすすんでしまい、とうとう徘徊をするようにまでなってしまいました。

 

祖父も高齢ですので、病院など、週に2、3回は出かけなければいけないことがあります。

 

その間、祖母が自宅で一人になってしまうと、徘徊などして危険ですので、家族が祖母宅まで出向いて一緒に過ごしていました。

 

しかし、やはり皆、子育てや仕事を持っており、分担をしてもかなりの負担になってしまいます。

 

かなり困り果てて、「そろそろ介護施設も検討すべきではないか?」と話していた矢先、認知症の症状のひとつなのか、一切外出をしたくないというような感じで、頑なに外出拒否をはじめました。

 

徘徊しないのはよいのですが、次はデイサービスなどにも出向くことが難しくなってしまいました。

 

しかし、いきなり介護施設などに入所するよりも、デイサービスなどで単発でいろいろな施設にお世話になりつつ、祖母にあった施設を探した方がいいのではないかといった、私たち家族の要望もあり、祖母をなんとかしてデイサービスに連れて行こうという話になりました。

 

デイサービスに出向かせることは、かなり難しいことは覚悟しつつも、最初に申し込んだデイサービスに行く日になりました。

 

事前に、祖母の外出拒否の件や詳細を、係りの方にお伝えさせていただいておりましたので、

「では初回はお一人様だけ、個別で車で迎えに伺います」

「他の方々がいらっしゃらないので多少時間に余裕がありますので」

と言っていただけました。

 

いよいよデイサービス初日当日、やはり「行かない」の一点張りで、着替えすらしない状況でした。

 

そんな中でも、介護福祉士さんは熱心に祖母に話をしてくださり、諦めずに説得してくださいました。

 

1時間ほど経過しても立ち上がる様子すらなかったので、その日はいったん諦めましょうという話になり、お帰りになられました。

 

後日改めて来て下さるということで、申し訳ない気持ちがありましたが、ここはプロの方にお任せしたほうがスムーズかと思い、全面的におまかせすることになりました。

 

後日、2回目のお迎えにきていただきましたが、この日も家から一歩も出ず。

 

3回目では、家から出ないまでも、3回もお会いすると多少なりとも記憶の片隅にあるようで、お帰りになられる際玄関まで見送りにでるほどにまでなっていました。

 

状況は少しずつ好転し始めていました。

 

そして迎えた10回目のお迎えの際、ようやく祖母が車に乗り込みました。

 

しかしながら、施設に到着しても車から降りず、そのままとんぼ返りをする羽目になってしまいました。

 

しかし一歩前進です。

 

その後だんだんにスムーズにデイサービスに行けるようになり始め、私たち家族も一安心しました。

 

根気強く諦めないで、しかも大変お忙しい中、親身に寄り添って対応してくださった、あの時の介護福祉士さんには、今でも感謝と尊敬する気持ちでいっぱいです。

 

その後、いろいろな施設を見学しましたが、やはり最初にデイサービスにお伺いした、あの介護福祉士さんのいらっしゃる施設が良いという結論に至り、入所申し込みをするにいたりました。

 

しかし、人気でなかなか待ち人数も多く、長期間の待ちが予想されましたので、系列の別の施設にもキャンセル待ちの手続きをさせていただき、最終そちらの施設に決まりました。

 

あの介護福祉士には、その時にもいろいろ相談に乗っていただき、今でも本当に感謝しております。

 

介護職は、世間では低賃金、きつい、重労働などと言われており、大変なお仕事だとお察しいたしますが、本当になくてはならない尊いお仕事だと痛感しました。

 

・このエピソードをお寄せいただいた方

性別:女性

年齢:30代
お住まい:大阪府豊中市

感謝を伝えたい方:介護福祉士

 

エピソードをお寄せいただき、ありがとうございました!