ここぴたる!

医療・介護職の「ありがとう」エピソード集

【HIVに罹患】家族への告知など様々な問題が山積みになってどん底にいる中、看護師さんの対応に救われました。

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私自身の体験談です。

私は現在看護師として救命センターで勤務しています。

 

あれは7年前の30歳の時でした。

 

私は2年間の間に帯状疱疹という疾患に3回も罹患しました。

 

3回目の帯状疱疹に罹患した時に、私の身体の中で「ただごとじゃないことが起きているな」というのは容易に想像できました。

 

過去の行為を振り返り、もしかしたらHIVの可能性もあるんじゃないかと思いながら、自身の働く病院とは別の総合病院に受診しました。

 

検査の結果、想像通りHIVである事の告知を受けました。

 

過去に海外籍の女性と関係を持った事が、おそらくの原因ではないかと思います。

 

HIVに罹患している事は、なんとなく想像していましたが、いざ告知されるとやはり心中穏やかではありませんでした。

 

自分自身が医療従事者である事、妻や子供がいる事などすべて含めて今後どのようにしていけばいいのかが、わからくなってしまいました。

 

家族への告知など様々な問題が山積みになってどん底にいる中、担当の看護師さんの対応に救われました。

 

その看護師さんは、私とほとんど年齢が変わらない方でした。

 

私の抱えている問題をすべて、その看護師さんに話しました。

 

一番最初にお話しをしたのは1時間くらいであったと思います。

 

その看護師さんは、私の話す事を肯定も否定もせず、ただ聞いていてくれました。

 

私がすべて話し終わると、最後に「頑張ったね。辛かったね」と言ってくれました。

 

私はその時、たったひとつのその言葉だけでとても気が楽になった気がしました。

 

その後も、何かある度にその看護師さんとお話し、相談する事で抱えていた問題をひとつづつ解決していける事ができました。

 

今でも、その看護師さんにから受けた影響がとても大きく、自身の仕事においても、仕事以外のプライベートにおいても、その看護師さんに救ってもらった出来事を糧に今現在も充実した生活を送っています。

 

人が人を動かす影響力というのは理屈なんかではなく、不安の心中を聞いてくれた傾聴と、たった一言の言葉だけで十分なんだなと感じる事ができました。

 

その看護師さんには、照れちゃってなかなか面倒向かって「ありがとう」と伝えられませんが、素直に心から「ありがとう」と大声で伝えたいです。

 

もちろん家族も友人も大切な存在ですが、私を救ってくれたその看護師さんも永遠と私にとって大切な存在です。

 

 

・このエピソードをお寄せいただいた方

性別:男性
年齢:30代

お住まい:茨城県行方市

感謝を伝えたい方:看護師

 

エピソードをお寄せいただき、ありがとうございました。