ここぴたる!

医療・介護職の「ありがとう」エピソード集

【急性胃炎で入院】看護師さんが、医療以外のところでも面倒を見て下さったので、本当にありがたいと感じました。

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その日はなんだか朝から体調が優れず、急遽有休をもらって会社を休みました。

 

「連日の仕事の疲れがたまっているのだろう」

くらいにしか思っていませんでした。

 

夜になっても体調は良くなりませんでしたが、急に胃の辺りに激痛が走りました。

 

経験したことのない痛みに、これはただ事ではないと思い、着の身着のままタクシーに乗って近くの救急病院まで行ってもらいました。

 

救急病院では、夜間や病院が休診の際のその場しのぎの薬を処方するだけですので、とりあえず、痛み止めを注射してもらうことになりました。

 

しかしながら全く効き目が無く、すぐさま入院することになり、近くの病院に搬送されました。

 

病院での簡易診断では、おそらく胃に穴が開きかけているのだろうと診断され、すぐにモルヒネ注射を打つことになり、薬の力を借りて眠ることになりました。

 

着の身着のまま来院し、初めて入院することになり、明日からどうなるのだろうといろいろなことが頭をよぎりましたが、モルヒネ注射はすぐに効くのであっという間に眠ってしまいました。

 

翌日目が覚めました。

 

起きたらナースコールを押す様に言われていたので、早速看護師の方に来てもらうと、午後から胃カメラを手配してあるとの事でした。

 

まずは病院のパジャマとタオルが支給され、早速着替えました。

 

そして、食事が出来ない状態なので、点滴をすることになりました。

 

点滴も初めてだったので、正直戸惑いました。

 

午後からは胃カメラの検査で、喉から入れるタイプの胃カメラでした。

 

胃カメラも初めてだったので、嗚咽感を抑えるのに必死でした。

 

医師の方には同時に映像を見せられ、穴が開いた部分の痕を見ることが出来ました。

 

やはり急性胃炎でした。医師の方からは病院には4日間入院することになると伝えられました。

 

その日も翌日も点滴のみで外出することは出来ず、ただじっと大人しくしているだけでした。

 

携帯電話はありますが、充電器が無いので、無駄に使うことは出来ず、もどかしい思いをしていました。

 

私は一人暮らしで、家族は遠方に住んでいましたので、身の回りの世話をしてくれる人もいない状態でした。

 

ですので着替えを持ってきてくれる人もおらず、病院に来て以来ずっと同じ下着を着ていました。

 

顔や髪の毛ぐらいは洗面所でなんとか洗えましたが、身体の不快感や臭いには気持ち悪さを感じていました。

 

それを見かねた看護婦さんが、お昼の食事のついでと言って、携帯の充電器や替えの下着を買ってきてくれたのです。

 

もちろん代金は私が支払いましたが、外出の出来ない私の代わりに、貴重なお昼休みの時間を使って買ってきて下さったのです。

 

行ってみれば患者のおつかいですので、決して業務の一部ではなかったと思います。

 

それにもかかわらず、医療以外のところでも面倒を見て下さって、本当にありがたいと感じました。

 

沈んでいた気持ちが晴れる様でした。

 

どうしてそこまで気遣ってくれるのか思わず聞いてしまいましたが、看護師の方は

「そういう気遣いの出来る看護師を目指しているからです」

と答えて下さりました。

 

看護師の方は直接的に病気を治すことは出来ないかもしれませんが、気遣いやケアによって患者の内面を癒して下さっています。

 

看護師の方から見ると、数多くいる患者の通常業務だけで、いっぱいいっぱいかもしれません。

 

私は初めての入院で、しかも着の身着のままの突然の入院でしたので、どうしていいかわからず途方に暮れていました。

 

そんな中で、心優しい気遣いをして下さった看護師の方には本当に感謝しています。

 

無理を言うつもりはありませんが、少しの気遣いで患者の気持ちは大きく変わります。

 

看護師を目指した時の志に個人差はあると思いますが、その志はいつまでも忘れないでいてほしいと思います。

 

・このエピソードをお寄せいただいた方

性別:男性

年齢:30代

お住まい:千葉県

感謝を伝えたい方:看護師さん

 

エピソードをお寄せいただき、ありがとうございました!