昔から野球をしており、肩の痛みがありましたが、痛みを我慢しながら、だましだまし野球をしていました。
徐々に痛みが強くなり、去年の10月頃から、手が上がりにくくなってきました。
髪を洗うときや、腰に手を回す動作での痛みが強く、服を脱いだり着たりするときにも痛みが出てきて、日常の動画がやりにくくなってきました。
近くの病院で見てもらったところ、湿布と痛み止めをもらって経過をみるように言われ、しばらく様子を見ました。
しかし、一向に痛みは引かず、それどころか夜寝るときにも痛みが出て、なかなか眠れなくなってきました。
もう一度近くの病院に行くと、大きな病院で検査するように言われ、総合病院で検査をすることになりました。
後日、総合病院の整形外科を受診し、様々な検査を受けました。
MRIの検査をしたところ、肩の腱が切れているのと、関節唇という肩の動きを補う組織が壊れていることが分かり、手術が必要との診断でした。
今年の1月に、肩の腱をつなぐ手術と、関節唇を治すため総合病院へ入院し、手術をしてもらいました。
手術後は、その総合病院に3週間ほど入院し、その後は家の近くの病院へ転院し、そこで3週間入院しました。
手術の翌日からリハビリが始まりましたが、痛みが強く、まったく眠れていない状態で動かすと、さらに痛みが増すため、非常に辛かったです。
日に日に痛みは減っていきましたが、リハビリで肩を動かすときには痛みがあり、理学療法士さんから力を抜くように何度も言われました。
自分では力を入れているつもりはありませんでしたが、痛みのせいか勝手に力が入ってしまい、それが余計に痛みにつながるという悪循環になっていました。
家の近くの病院へ転院する頃にはだいぶ痛みもおさまり、リハビリもだいぶ心地よく受けることができていました。
近くの病院でも、リハビリをやっていましたが、だんだんと痛みを伴うようになってきてしまいました。
だんだんと手も腫れてきて、痛みで夜も眠れなくなってきた頃に、手術をした先生がいる総合病院に診察にいくと、総合病院のリハビリに戻ってくるように指示されました。
家から総合病院までは遠く、通院は大変でしたが、総合病院の理学療法士さんは肩の構造や現在の状態をその都度詳しく説明し、今の状態にあったリハビリをしてくださりました。
約40分間付きっきりでリハビリをしてくださり、その日のリハビリの最後には、その日の状態を踏まえて、次のリハビリまでに家でやっておく宿題をもらいました。
総合病院でのリハビリに変わってから、割とすぐに夜の痛みが減っていき、眠れるようになってきました。
その後もリハビリが進むに連れて、徐々に痛みが減り、手が挙がるようになっていきました。
手術前は痛くてやりにくかった、髪を洗ったり、服を着替えたりすることも、今では痛みなくスムーズにできるようになりました。
理学療法士の先生に、痛みなく髪が洗えたことを伝えると、自分のことのように喜んでくださり、次は〇〇が痛みなくできるようになるといいですね、と次の目標を与えてくれ、それに向けた努力ができました。
リハビリに通うのは大変でしたが、できることが増えていくのがとてもうれしかったです。
今では日常の生活ではまったく支障がなくなり、今月から少しずつキャッチボールを始められるまでになっています。
まだ遠くへは投げられませんが、少しずつ距離と回数を増やしていくそうです。
理学療法士の先生は、肩だけではなく、ボールの投げるときの体の使い方まで指導してくださり、肩を痛めたのは自分のボールの投げ方が悪かったことが原因ということが、よく分かりました。
理学療法士の先生は、体全体のコンディションをみてくださり、自分が何がしたいのか、何に困っているのかを親身になって考えてくださり、私の希望を実現してくださる先生です。
このような先生に出会えて、大変うれしかったです。
・このエピソードをお寄せいただいた方
性別:男性
年齢:30代
お住まい:岡山県倉敷市
感謝を伝えたい方:理学療法士の先生
エピソードをお寄せいただき、ありがとうございました!