私が現在通っている心療内科の臨床心理士の先生に向けて、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
私は子供の頃から感性が豊かだと自他共に認めており、それによって不安な気持ちになることが多かったです。
10歳の時に祖父を亡くし、その時に精神的におかしくなってしまい、死に対しての恐怖感から眠れなくなってしまったことから、心療内科に通っていた経験があります。
その時の記憶はあまりないのですが、なんとか乗り越えて大人になり、夫と出会い結婚して、元気に生活を送っているところでした。
しかし、夫が外国人で、その夫と国際結婚をして、言葉の壁や文化的な違いなどからストレスを溜めるようになってしまい、もう1人では到底対処できないぐらい、気持ちのセーブができなくなってしまいました。
そのため、家の近くにある心療内科に通う決心をし、カウンセリングを受けることにしました。
最近は精神的に疲れている社会人も多く、心療内科の口コミを見てもたくさんコメントがありますが、中には、
「先生と合わず嫌な思いをした」
「病気のことを馬鹿にされた」
などのコメントもあり、正直緊張して、心療内科に向かいました。
そして、臨床心理士さんのカウンセリングを受けることになりました。
臨床心理士さんのカウンセリングを受けてみると、私の話を遮らずにいいタイミングで相槌を打ってもらえ、安心して話すことができるようになってきました。
いつも家族に相談しても、途中で
「それはこういうことじゃないの?」
などと中途半端に話を聞いただけで、勝手な解釈をされ、モヤモヤがたまっていくばかりでした。
でもこうして、臨床心理士さんに私の話をまずしっかり聞いてもらえたことで、心が少し落ち着きました。
そして、話が終わった後に、
「あなたは心が繊細で綺麗な人なんですね。だからそうして1人で抱えてしまったんですね。話してくれてありがとうございます」
というふうに、臨床心理士さんから言っていただいたのです。
話を聞いてもらってこちらが感謝すべきところを、気持ちを理解していただけ、そして私の存在を否定せずに、感謝の気持ちさえ持っていただけている。
色々辛いことが多くしんどくてしんどくて、もういっそのこと。。。と思ってしまっていたときもありましたが、
このように言っていただけたことで、
「もう少し頑張ってみようかな」
「前を向いてみようかな」
と思えるようになりました。
臨床心理士の先生としては、当たり前の対応をされただけかもしれません。
しかし、このような何気ない一言で救われた人がいるのも事実です。
家族などは、その人のことをわかっているが故に、余計なことまでつい言ってしまって傷つけてしまうことも多いと思います。
誰にでも聞いてもらってスッキリできるなら、それはそれでいいのかもしれませんが、私は専門の臨床心理士の先生に聞いていただくことで、気持ちがふっと楽になることができました。
臨床心理士の先生に感謝申し上げたいです。
また、私だけでなく夫も、同じく気持ちが落ち込んでしまっていて、私を診察する(カウンセリングする)という名目で、夫の様子も見ていただき、改善のアドバイスなどもいただくことができました。
私も精神的にしんどかったので、1人で抱え込まずアドバイスをもらえたので、少しずつですが夫との関係も良くしていけているような気がします。
まだこのカウンセリングは終わっていなくて現在進行形です。
もっと辛くなることや、もう嫌だと投げ出したくなることもあると思いますが、臨床心理士の先生がいてくださったら、私は1人じゃないと思え、前向きにやっていけそうな気がします。
そのような気持ちにさせてもらえたのは、臨床心理士の先生のご理解とご協力があってのことだと思います。
いつもありがとうございます。
前みたいに夫と楽しく笑い合える日が、1日でも早く来るように、2人で努力して行きたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
・このエピソードをお寄せいただいた方
性別:女性
年齢:20代
お住まい:大阪府大阪市
感謝を伝えたい方:心療内科の臨床心理士の先生
心療内科の臨床心理士の先生とのエピソードをお寄せいただき、ありがとうございました!