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医療・介護職の「ありがとう」エピソード集

「今まで歯並びがコンプレックスで、大きく口を開けて笑うことにすごく抵抗を感じていたけど、こうやって笑らえるようになって、結婚式で綺麗な歯並びでみんなの前に立てて、写真に残せて、本当に頑張って良かったです。」そう言って涙ぐまれていました。

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【歯列矯正後に結婚式】歯科医院に手紙が届きました。そこには、とても嬉しい内容が書いてありました。

・綺麗な歯列で結婚式を挙げたいからと始められた女性がいらっしゃいました。

学生の頃にアルバイトとして勤めていた歯科医院で歯列矯正の助手についていました。

 

歯科医師でもなければ歯科衛生士でもない、ただの機械出しの助手でしたが、何年もの月日をかけて少しずつ歯列が綺麗になっていく患者さんを見ていると、それはとても嬉しかったです。


歯列矯正と言えば小さいお子さんや中高生が多いイメージだとは思いますが、その医院には大人の方もたくさん来院されていました。

 

お子さんが通われていて自分も一緒に頑張ろうと思われたお母さんや、社会人になって自分で治療費を払えるようになったからと始められた新社会人の方など様々でしたが、今でも一番印象に残っている方で、綺麗な歯列で結婚式を挙げたいからと始められた女性がいらっしゃいました。

 

・無事にきれいな歯で挙式を挙げることができ、本当に喜んでおられました。


歯列矯正の期間は成人の方で歯に器具を着けて約2年、その後の取り外しが出来る器具で歯列を安定させる期間が約2年なので、全ての工程を終了するには4年以上と言われています。

 

しかし、その方は始められてから2年ほど過ぎた、歯に直接着けていた装置を外せたタイミングで挙式を挙げられました。

 

もちろん外したばかりの頃はすぐに歯が戻ろうとするので、安定させるマウスピースのようなものをずっと着けておかなければならないのですが、先生と相談して挙式と披露宴の間の数時間だけという約束で、何も着けていない状態で式を挙げられました。


長い年月痛みに耐えて、辛い時期を乗り越えての晴れの日だったので、そのことが本当に嬉しかったようで、後日挙式の時の写真を医院の方に見せに来てくださいました。

 

それはそれは本当に綺麗で、見せてもらった全員で「わぁ!」と声が出たくらいでした。

 

「今まで歯並びがコンプレックスで、大きく口を開けて笑うことにすごく抵抗を感じていたけど、こうやって笑らえるようになって、綺麗な歯並びでみんなの前に立てて、写真に残せて、本当に頑張って良かったです。」そう言って涙ぐまれていました。

 

そんな患者さんを見て私も嬉しくなり、泣いてしまったのを今でも覚えています。

 

・患者さんからうれしいお手紙が届きました。

 

その後安定させる器具を着けながら定期的に通われて、総年月5年ほどで全てを終えられて、治療が終了しました。

 

それから1週間ほど経ったある日にその方から医院に手紙が届きました。みんなで読ませてもらっていると、とても嬉しい内容が書いてありました。

 

「痛みで辛い時や、歯がなかなか動いてくれない時に、お話を聞いて励ましてくれたスタッフの方達の優しさにとても感謝しています」という一文です。

 

それまでも治療を終えられた患者さんからお礼のお手紙などを頂くことはありましたが、スタッフにまでこのようにおっしゃってくれた方はいなかったので、読んでいて嬉しさのあまり手が震えました。

 

治療をしているのはもちろん先生で、頑張っているのは患者さんなのですが、私のような助手でも治療の助けになり、患者さんの為になれていたのだと分かり、初めて自分の仕事がとても誇らしく思いました。


もう随分昔の出来事ですが、この思い出があることによって今でも私は誇りを持って仕事に就けているのだと思います。

 

・この体験談をお寄せいただいた方

性別:女性

年齢:30代

お住まい:大阪市寝屋川市

ご職業:歯科助手

勤務している施設:歯列矯正を行なっている歯科医院

 

体験談をお寄せいただき、ありがとうございました!