ここぴたる!

医療・介護職の「ありがとう」エピソード集

口を手でぎゅーっと覆っていた娘が、歯科衛生士のお姉さんの前では大きな口を開けてニコニコに。

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今家族で通っている歯科医院で働く歯科衛生士のお姉さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

 

私自身、過去に歯科治療を受けて、麻酔をかけられた時に具合が悪くなったこともあったり、男の先生のぶっきらぼうな態度に恐怖感を持ったので、歯医者さんががとても苦手でした。

 

苦手意識から、もう5年も歯医者さんから遠ざかっていましたが、歯が痛み、止むを得ず歯科医院を探すと、友人に良い歯医者さんがあると紹介されたのが、今通っている歯科医院でした。

 

恐る恐る歯医者を予約し、受診するとカウンセリングをしてくれて、今まで歯科治療を受けて嫌だった事などたっぷり話を聞いてくれました。

 

歯科衛生士さんも、歯科助手さんも、歯科医師の先生も皆さん感じが良い人ばかりで、歯医者さんの概念が変わった瞬間でした。

 

無事自分の治療を終えることが出来、ここの病院なら娘も治療が出来るかも知れないと娘の診察もしてもらうことにしました。

 

当時4歳だった娘は、1本虫歯が出来てしまっていたのですが、病院が大の苦手なのと、とても怖がりで、こだわりが非常に強い性格でした。

 

このため、前に連れて行った歯医者さんでは、大泣きして暴れ、とても怪訝そうな顔をされてしまいました。

 

しかし、いつまでも娘の虫歯を放置しておくわけにはいかないので、この病院なら何とか娘の治療をしてもらえるのではないかと思い、お願いする事にしました。

 

来院すると、やはりこだわりが強い娘は歯医者のエプロンをつけるのを頑なに嫌がりました。

 

その時に担当してくれた歯科衛生士さんがとても優しい方で、歯医者のエプロンを嫌がる娘とまず、ぬいぐるみで遊んでくれました。

 

「本職は保育士さんなのでは?」

と疑いたくなるほど子供の扱いが上手く、あっという間に娘は担当の歯科衛生士さんに心を開きました。

 

初めは口を手でぎゅーっと覆っていた娘は、歯科衛生士のお姉さんの前では大きな口を開けてニコニコ。

 

それでも、娘は音がするものを特に怖がり、耳を塞いでガタガタ震えてしまいました。

 

その日は無理をせずお口を開ける練習で終了しました。

 

私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、歯科衛生士のお姉さんに

「すみません。」

と謝ると、

歯科衛生士さんは

「いえいえ、来てくれてありがとうね!次もお姉さんといっぱい遊ぼうね!」

と指切りをしてくれました。

 

娘はお姉さんとの指切りがとても嬉しかったようで、帰宅したパパに歯医者さんでの話を楽しそうにしていました。

 

次に歯科医院に行った時も、お姉さんは笑顔で出迎えてくれました。

 

治療が始まったわけでもないのに、院内にある機械が動く音に反応して怯える娘を見たお姉さんは、

「音が怖かったら、お耳を塞いでやってみよっか!」

と娘の手を取ってそっと耳に手を当ててくれました。

 

今までの歯医者さんは、泣く娘を押さえつけて無理やり治療するか、泣いていては治療ができないからと門前払いをするかのどちらかでしたが、お姉さんが耳を塞いでくれたことで、自分から口を開けて治療することが出来ました。

 

治療が終わった後、お姉さんは娘をたくさん褒めてくれました。

 

それが娘の自信になったようです。

 

今では、歯医者以外にも、大きな音がして苦手だった場所や苦手な事はありますが、耳を塞いで頑張ることが出来ます。

 

実は、娘は発達障害の疑いがありと言われており、確定ではありませんが、親の私も、娘の強いこだわりを見て、おそらくそうなんだろうと思っていました。

 

私自身、娘の発達に悩んでいたので歯医者さんでのこの出来事が、私にも勇気をくれました。

 

お姉さんのように、明るく、娘の「出来る」を信じてあげれば何でも出来るようになるのではないかと思えました。

 

娘は今でも歯科衛生士のお姉さんが大好きで、歯医者の受診を楽しみにしています。

 

娘に優しく接してくれて、「出来る」喜びを教えてくれてありがとうございました。

 

・このエピソードをお寄せいただいた方

性別:女性

年齢:30代

お住まい:青森県六ヶ所村

感謝を伝えたい方:歯科衛生士

 

歯科医師さん、歯科衛生士さんとのエピソードをお寄せいただき、ありがとうございました!